2006年05月13日

私について〜2〜

毎回、意気揚々と会場に入るのですが
出るときは半べそ状態。

会場のキャプテンや
音響さん、ディレクターさん、
広告代理店の人たち。
企画会社の社長さんたち。
色んな人に出会い、
色んな人に叱られ、
時にはいじめられたりもしたり・・・。

20代後半はたぶん
笑うことよりも、泣くことの方が
断然多かったと思います。

本当に何度も辞めようと思いました。

一番無理だと思った出来事は
家族のお葬式に出席できなかったことでしょうか。

うちには、血は繋がってはいないけれど
おばあちゃんのような人が同居していました。

叔母の昔の知人で、
身寄りがないおばあちゃん。
実の祖父母は両家とも早くに
他界していましたので
その人が私にとっての
「おばあちゃん」でした。

母が仕事でいないとき
面倒を見てくれた、おばあちゃん。
私の嫌いなピーマンを、母に内緒で
食べてくれた、おばあちゃん。
それが、母にみつかって
一緒に叱られてくれた、おばあちゃん。

わがまま言いたい放題の私を
実の孫のように育ててくれたその人が
ある日、長い入院生活の末
亡くなってしまったのです。

そして、その次の日のお葬式の日
披露宴の仕事が入っていました。
今更断れないし、
事務所に報告しても
大安だから代わりの司会者もいないとのこと。

全身にガンが転移し
やせこけて小さくなってしまった
おばあちゃんの冷たい手を握り締めて
「ごめんね、ごめんね。」
と、最後を見送ってあげられないことを
ただただ謝り続けるしかありませんでした。
posted by you at 23:23| Comment(0) | TrackBack(0) | ブライダル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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